【コラム】クローゼット設計で“暮らし上手”に!

こんにちは!土岐市、瑞良市、多治見市の東濃を中心に快適でお洒落な家づくりをしている家ZOUです!
最近は、街中でも少しずつ紅葉が進んできましたね。
お出かけやイベントが増えて、季節の移ろいを感じる今日この頃。
先週にも「衣替え」や「収納の見直し」について書きましたが、今日は改めて「ウォークインクローゼット」の使い方について書いてみたいと思います。
ウォークインクローゼットは新築で人気の収納ですが、せっかく広く作ってもなんだか使いにくい…片付かない…なんてこと、ありませんか?
実は、レイアウトのちょっとした違いで、使いやすさがぐんと変わるんです!
ウォークインクローゼットの基本の4つのレイアウトと、使いやすくするポイントをご紹介しますので、これからの家づくりに役立ててください!
▼目次
・まずは知っておきたい!ウォークインクローゼットの魅力
・レイアウトで変わる!4つの基本タイプとは?
└Ⅰ型
└Ⅱ型
└L型
└コの字型
・後悔しないための“通路幅”と収納計画のコツ
・まとめ
まずは知っておきたい!ウォークインクローゼットの魅力

ウォークインクローゼットと聞くと、「洋服をたくさん収納できる場所」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
もちろん収納力は魅力ですが、実はそれ以上に大きな役割をになっているのが“生活動線を整える力”です。
お出かけ前に、着替え・バッグ・帽子やアクセサリー選び・鏡チェックまでを一か所で完結できる -そんな動線があれば、朝の身支度がスムーズになり、忙しい時間も快適に。
また、洋服だけでなく、季節家電、スーツケースなどもまとめて収納できるため、リビングや寝室をすっきり保ちやすくなります。
さらに最近では、照明や内装にこだわった“見せるクローゼット”も人気。お気に入りの服を並べることで、まるで小さなショップのような空間になります。
広さや形に合わせたレイアウト次第で、限られたスペースでも自分らしい使いやすさを実現できます。
次の章では、代表的な4つのレイアウトタイプをご紹介します。
レイアウトで変わる!4つの基本タイプとは?
同じウォークインクローゼットでも、レイアウト次第で使い勝手は大きく変わります。
ここでは、基本となる4つのタイプを紹介します。自分の暮らしに合う形を見つけましょう。
◆Ⅰ型

「Ⅰ型」は、片側の壁だけに収納を設けたシンプルなレイアウト。
収納量をアップしたいときは、ハンガーパイプの上に棚を設けたり、下に引き出し式ボックスを置くのがおすすめ。造作にこだわらなくても、手軽に収納力を増やせます。
また、クローゼット内で着替えをしたり、引き出しをスムーズに使いたい場合は、通路幅に少し余裕を持たせると快適です。
◆Ⅱ型

「Ⅱ型」は、クローゼットの両側に収納を設けたレイアウト。
収納が左右にあることで、たとえば「片側はハンガー収納」「もう片側は棚収納」といったように、用途を分けて整理しやすいのが特長です。
家族で共有する場合も、「夫婦で片側ずつ」「大人用と子ども用」など、使い方の幅が広がります。
ただし、通路が狭いと圧迫感が出やすく、物の出し入れがしづらくなることも。
70cm以上のゆとりを意識して設計すると、使い勝手がぐんと良くなります。
◆L型

「L型」は、収納スペースをL字型に配置したレイアウト。
Ⅰ型では奥にできやすいデッドスペースも、L字にすることで無駄なく活用できるのが大きな魅力です。
奥行きのあるクローゼットよりも動線を確保しやすく、出し入れのしやすさもポイント。
長辺があまり取れない間取りでも、L字にすることで使いやすさを確保できます。
収納量を増やすコツは、コーナー部分の工夫。
ハンガーパイプを両側に設けると重なりやすいため、片側は棚にしてバッグや季節物を収納するのがおすすめです。
使う頻度に合わせてゾーニングすれば、より快適なクローゼットになります。
◆コの字型

施工事例:LUXE HOUSE「無垢と勾配天井が魅せる、20.5帖の上質LDK」
「コの字型」は、Ⅱ型のレイアウトの奥にも棚を設け、三方を収納スペースで囲むようにしたタイプ。
同じ幅でもⅡ型より収納量が増え、最もたっぷりと収納できるレイアウトといえます。
通路部分を少し広めに確保すると、奥の棚も使いやすくなり、出し入れのしやすさが向上します。
また、L字型と同様にコーナー部分の使い方がポイント。
普段あまり使わないものや季節物、かさばるアイテムをしまっておくと、空間を無駄なく活用できます。
後悔しないための“通路幅”と収納計画のコツ

ウォークインクローゼットは、中に入って“出し入れ”や“着替え”ができるのが大きな特徴。
その使いやすさを決めるのが、中央の「通路幅」です。
目安として、最低限の幅は60cm程度。
一人で使い、ハンガーパイプから服を取るだけなら、この幅でも十分です。
もう少し余裕を持たせたい場合は、70cmほどあると快適に動けます。
中で着替えをしたい場合は、通路幅100〜120cm程度が理想。
収納棚の奥行きを40cmとすれば、全体で140〜160cmほど(約2畳)のスペースが必要になります。
また、ハンガーパイプと引き出し収納を組み合わせる場合は、90〜100cmの通路幅を確保しておくと安心。
しゃがんで引き出しを開けても、スムーズに使えます。
さらに、家族で共有する“ファミリークローゼット”にする場合は、150cm程度の通路幅があるとベストでしょう。
2人で同時に出入りしても、すれ違いや着替えがしやすく、ストレスを感じにくい空間になります。
まとめ
たっぷり収納できて、外から中が見えにくいウォークインクローゼットは、見た目にもすっきりしていてとても便利な収納スペースです。
ただし、快適に使うためには「誰が」「どんな使い方をするのか」を意識した設計がポイント。
同時に使う人数、中で着替えるかどうか、収納したい量やアイテムの種類など、ライフスタイルに合わせてレイアウトを選ぶことで、使い勝手の良さがぐっと高まります。
間取りによっては、「ウォークイン」ではなく通り抜けできる「ウォークスルー」タイプのクローゼットもありますよ。
まずは基本の4つのレイアウトから、自分たちの暮らしにぴったりのタイプを見つけてみましょう。新しい住まいづくりに取り入れるヒントがきっと見つかるはずです。
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