【コラム】リビングのちょうどいい距離感とは?
こんにちは!
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家ZOUです!
新築をご相談いただく際、「リビングは広くしたい」という声はよく耳にします。ただ近ごろは、それだけでは本当に快適なリビングとは言えないと感じることが増えました。
家族で過ごす時間を大切にしながらも、自分の時間を持ちたい。そんな暮らし方が、これからのリビングには求められているようです。
今回は、「ちょうどいい距離感」のあるリビングづくりのヒントをお届けします。
▼目次
└ 高低差をつくる
└ 死角をつくる
└ 吹き抜けを活かす
└ 引き戸で区切る
・ まとめ
広さよりも大切なのは、「ゆるやかなつながり」
近年は、間仕切りの少ない開放的なLDKが主流となっています。けれど、ただ広いだけの空間では、落ち着かなさを感じることもありますよね。
仲のいい家族でも、「ひとりで落ち着いて過ごしたい」と感じる時間はあるものです。かといって、子どもが自室にこもりきりになってしまったり、家族の会話が減ってしまったりするのは避けたいところ。
そこで求められるのが、同じ空間にいながらも、さりげなく個の時間が保てる「ちょうどいい距離感」です。
ちょうどいい距離感を生むリビング設計の工夫
広々としたリビングであっても、設計のひと工夫を加えることで、心地よく過ごせるスペースが生まれます。ここでは、私たちがよくご提案する4つのアイデアをご紹介します。
高低差をつくる
床に段差を設けて、リビングとダイニングなどに高低差をつけると、同じ空間にいながら視線がずれ、ゆるやかな境界が生まれます。
階段の途中に設けるスキップフロアや踊り場を活用すれば、ワークスペースや子どもの学習コーナーとしても使えます。
完全に壁で仕切らなくても、自然な高低差で、ちょうどいい距離を保てる設計です。
施工事例: 質と設計で魅せる22坪、引き算の家
死角をつくる
リビング・ダイニングをL字に配置したり、間仕切り壁を使ったりして「死角」を作る方法も有効です。ちょっと視線が届かない場所に、小さな書斎やおこもりスペースを設ければ、集中できる居場所が生まれます。
また、死角となる部分を収納場所に使うと、リビングも片付き一石二鳥の効果が期待できます。
施工事例: ユニークまみれの4次元ハウス
吹き抜けを活かす
開放感のある吹き抜けは、明るさや広がりをもたらすだけでなく、上下階の空間をゆるやかにつないでくれます。
たとえば、リビングの上階に子ども部屋を設ければ、壁や扉で閉ざさずともお互いの存在が自然と感じられる設計に。思春期の子どもが自室で過ごす時間が増えても、声や気配が届く安心感があります。
適度に視線をさえぎりつつ、気配を感じることで程よい距離感を保てる工夫です。
施工事例: 全主婦の願い!超家事ラク回遊動線ハウス
引き戸で区切る
空間を完全に壁で仕切らず、引き戸やパーテーションで緩やかに分けるのもおすすめです。
開け放てばリビングと一体感が生まれ、閉じれば静かな個室空間に。暮らしの変化にも柔軟に対応できるスタイルです。
格子やすりガラスを入れた引き戸なら、風通しや明るさにも配慮しつつ、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。
施工事例: Flexible-HOUSE
まとめ
家族とのつながりを感じながらも、ひとりの時間を大切にしたい。ちょっとした設計の工夫で、そんな理想の暮らしを叶えることができます。
ぜひ「心地よい距離感のあるリビング」をテーマに、家族のこれからを思い描いてみてください。
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